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正しさが暴走する時代に、 ​「足元の思想」で考え直す   

SNSの物語に流されず、自分の立っている場所と手に触れた実感から考えたい

SNSの物語に流されず、自分の立っている場所と手に触れた実感から考えたい

SNSの物語に流されず、自分の立っている場所と手に触れた実感から考えたい

SNSの物語に流されず、自分の立っている場所と手に触れた実感から考えたい

しさが暴走する時代に、
​「足元思想」す   

装飾
装飾

SNSから距離を保ち、自分の立っている場所と手に触れた実感から考えたい

SNS上で広がるストーリーや、新型コロナ禍で生じた「空気」のような身体から切り離された言葉に支配される社会に、私は違和感を持っています。
​私が出発点にしたいのは、そうした感触のない正しさではなく、自分の仕事や生活という確かな現場=足元です。
そこからしか、ほんとうの思考は始まらないと思っています。

プロフィール

Profile

プロフィール

​物江潤(ものえ・じゅん)​​​​​​

物江潤(ものえ・じゅん)​​​​​​

作家・批評家。1985年福島県喜多方市生まれ。早稲田大学理工学部社会環境工学科卒業。

​​​​​​​東北電力、松下政経塾を経て、政治・社会・教育について執筆活動を続けている。

SNSがつくり出すストーリーや社会に漂う「空気」に巻き込まれず、現場や経験を出発点とする「足元の思想」を軸に社会の変化と向き合う。自己発信の手段としてSNSは用いず、書籍や現実に触れた言葉が届くメディア空間を重視している。

メディア出演に「そこまで言って委員会NP(読売テレビ)」「大竹まこと ゴールデンラジオ(文化放送)」「ABEMA Prime」などのほか、各新聞・雑誌などでも取り上げられている。

著書に『SNS選挙という罠』『デジタル教育という幻想』(以上、平凡社新書)、『空気が支配する国』『デマ・陰謀論・カルト』(以上、新潮新書)、『入試改革はなぜ狂って見えるか』(ちくま新書)などがある。​​​​​​

SNSの外で考えるということ

SNSは大変に便利ですが、いくら優れているとはいっても万能ではありません。言論が過激であればあるほど注目を集めることもあり、穏健で誠実な論は埋もれがちです。

もちろん、SNS上で言論活動をすることそのものは、何ら問題ありません。ただ、SNSで​多くの人々に言論を届けようとすればするほど論は極論に近づき、過激な政治色を帯びるリスクが高まることも事実です。

象徴的なのが、知識人がSNS上で罵詈雑言を飛ばす「モンスター」に変貌を遂げてしまうという、今や珍しくなくなった現象です。そんな様子を見かけるたびに、SNS上に成熟した論壇を築くことの難しさを痛感します。

私は、SNSの外の世界にこそ言論の場を求めます。落ち着いて考えを深める場として、SNSは不適切であると確信しているからです。SNSでの投稿は限られた友人に対する書籍の発売告知や愛犬の姿くらいに留め、一定の距離を​保ちつつ活動を続けていきたいと考えています。

SNSの外で考えるということ
SNS選挙という罠 書影 平凡社新書

「足元の思想」から生まれた最新作
『SNS選挙という罠』(平凡社新書)

​​​​​​​2024年11月の兵庫県知事選では、選挙の予想を覆し斎藤元彦氏が再選を果たした。

そのとき、SNSではいったい何が起こっていたのか?

SNS選挙の構造と危険性を検証するとともに、ネット上に溢れる情報との向き合い方を戦後最大の思想家・吉本隆明の言葉から考える。

虚実入り混じるSNS選挙の時代に私たちは何を信じればよいのか?​

著作一覧

List of publications

著書一覧

現代人を救うアンパンマンの哲学  (朝日新書・2025年)

現代人を救うアンパンマンの哲学

(朝日新書・2025年)

デマ・陰謀論・カルト  (新潮新書・2022年)

デマ・陰謀論・カルト

(新潮新書・2022年)

ネトウヨとパヨク  (新潮新書・2019年)

ネトウヨとパヨク

(新潮新書・2019年)

それってあなたの感想ですよね」  (新潮新書・2024年)

それってあなたの感想ですよね」

(新潮新書・2024年)

入試改革はなぜ狂って見えるか  ​(ちくま新書・2021年)

入試改革はなぜ狂って見えるか

(ちくま新書・2021年)

だから、2020年大学入試改革は  失敗する  (共栄書房・2017年)

だから、2020年大学入試改革は

失敗する

(共栄書房・2017年)

デジタル教育という幻想  (平凡社新書・2023年)

デジタル教育という幻想

(平凡社新書・2023年)

空気が支配する国  (新潮新書・2020年)

空気が支配する国

(新潮新書・2020年)

聞き歩き福島ノート  (近未来社・2014年)

聞き歩き福島ノート

(近未来社・2014年)

メディア等への掲載・出演

Media information

メディア掲載・出演、入試への採用など(抜粋)

テレビ・ラジオ出演

書評掲載

新聞・雑誌・WEB掲載

入試問題への採用

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原稿執筆・メディア出演の他に講演のご依頼も承っております。2025年7月2日には、日本広報学会の「広報塾」で『SNS選挙という罠』をもとに講演を行いました。テーマや形式に応じて柔軟に対応しておりますので、ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

送信ありがとうございました

Ⓒ2025 作家・批評家 物江潤WEBSITE

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